昨日(2010/3/6)の朝日新聞beに、今求められる人物に関する戦国武将の人気アンケートの結果が載っていました。
このアンケート結果によるランキング1〜10位は順に、織田信長、上杉謙信、真田幸村、直江兼続、徳川家康、伊達政宗、武田信玄、豊臣秀吉、竹中半兵衛、石田三成となっていました。
この結果の中で目立った現象は、豊臣秀吉だけがかつての1〜2番から8番へと大きく順位を下げていたことです。
この現象について、有識者が、利から義を重んじる人が増えたことが原因ではないかとコメントしていました。
確かに、豊臣秀吉といえば、上司である織田信長を要領よくヨイショして可愛がってもらって立身出世したというイメージがあって、高度成長時代はいかにも望ましい社員像という感じだったんでしょうが、今の時代ではどうかなと感じますね。
また、当時日の出の勢いの徳川家康に反抗して豊臣側に付き大阪夏の陣で戦死した真田幸村の人気が3位に上昇したことに関連して、有識者コメントで、「坂の上の雲」を目指した時代や高度成長時代のような上り坂ではない下り坂になったときの身の処し方を今の日本人が求めているのではともありました。
徳川300年の後半の下り坂の時代の人々の生き方が参考になるのかなと、この記事を読みながら思いました。
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